読書するということ📕

本は、集中して読むものなのだろうか。本は、僕たちに素晴らしい体験をもたらしてくれる。性格の本を読んだら、「自分もそうだろうか」「僕の過去の体験はこれが理由か」「恋人にはこのように接しよう」。つまり、色々なところに考えが行き着くからこそ、本は読む価値があるのではないだろうか。読書。「書物を読む」。言ったことを売って「読む」。売るということは、「外に出す」ということ。そう。「書物を読む」とは、「書かれたものを自分の勧化に混ぜ込んで外に出す」ということなのだ。読書が面白い理由はここにある。文字から。多くのことを外に出す。集中というのは「中に集める」。真逆だ。すなわち、読書は、集中して読むものではない。