適応障害になって感じたこと

 

今回の内容

今日は、適応障害になって、僕が感じたことを書いていきます。現在僕は、適応障害で休職中です(執筆時点 ※2021年6月)。

前回の記事で適応障害について書きましたが、ここ最近周りと話していると、どうにも腑に落ちないことが出てきたので、今回はそれについて書いていきます。

 

現在適応障害の方も、うつ病や、ADHDASDHSPなど感受性があまりにも高くて周りとうまく付き合えない方々など、情報をシェアできたらなと思っています。

僕個人の体験なので、参考程度でお願いします😊

 

 

適応障害になって感じたこと

①周りが真剣に話を聞いてくれない

適応障害になって最初に感じることはこれでした。周りに話しても、変なアドバイスをされることが何回かありました。僕の場合、適応障害は職場環境が原因で発症したのですが、そのことを、職場の上司に話しました。するとその上司は何と言ったかというと、「気の持ちよう」とか「新人だし最初はそういうこともあるよ。」だったんですね。休職する話もそうでしたが、「2日休んだ後、職場に来れたら来てね。休職するなんて勿体ない」と言われました。これは、僕は内心「そもそもそんなんで復帰出来たら精神科なんて受診してないし、適応障害も発症していない。」と思っていました。僕はアパート暮らしですがいわれたのが、「もしもう一か月休んだら家賃はどうするの。大変なんだよ?」という言葉も来ました。つまり、「十分休んだだろうから働きなさい」というものなんですね😢。「そもそも休めたかどうかは僕が決めることなんだから、そっちの主観で決めないでよ」と最近は思っています。好奇心がないというか、もう少しこっちの話も聞いてほしいものですね。よく「何かあったら相談してください。聞きます。」みたいなこと言われますが、口だけなのかなと、悲しみです😓。

 

②特定原因から離れて元気になったことを誤解される

これも感じました。適応障害は、ストレスからくる原因がはっきりするので、ストレス要因から離れると症状が落ち着くんですね。僕もその典型で 、職場環境から離れた途端、徐々に回復し、趣味である読書や運動、映画鑑賞ができるまで回復したんです。今でもそうです。しかし、周りと接していると、「思ったより元気じゃん」といわれるんです。これも、結構複雑で、僕はこの言葉の後に但し書きで「職場環境外では」と付け足したいです。そもそも、適応障害では、ある特定の環境に適応できないことが原因で発症するので、特定の原因から離れたら軽減するのは、あるんです。調べたのか調べてないのかはわかりませんが、適応障害本人には、上記のような言葉は、かけないでほしいものです。それに、僕の場合、かなり我慢して、もうどうしようもないときに精神科に行ったのですから。そして、このことを聞いてほしいのです。内心は、元気ではないです。

 

③自分を責めがちになったり精神科の先生にも言いにくいことがある

適応障害で休職して、しばらく経った時から感じました。「自分って、みんなができることで適応障害を発症した。僕は、ダメな人間なのかな。」と。 文字的に考えてみても、そのような思考になってしまいます。そして、再び病み始めるんです。「どうせ何やってもうまくいかない。こんな自分でごめんなさい」という、一種の罪悪感を覚えるんです。

他にも、精神科に行ったときに、「こんなこと言ってもいいのかな」「これは世間が許さないだろうから言っても、あんまり理解されないだろうな」と思うことがあります。例えば、朝弱いというのが典型です。人間には、生まれつきや遺伝子で決まる概日リズムである体内時計(クロノタイプ)が存在します。そして、僕は生まれつき夜型の人間なんです。つまり、午後や夕方、夜のほう仕事や勉強がはかどります。しかし、それを言っても、周りには「それはあなたの習慣がだめだから」「夜遅くまで起きてるから。早寝早起きしてれば治る」と言われます。日本では朝型のスタイルが常識となっています。これでは言いにくいですよね。最初の「真剣に聞いてくれない」にもつながりますが、このことを真剣に聞いてくれる人があまりにも少ないです。それに、アドバイスが欲しいなら最初から言いますし。それも含めて、言いにくいことや自分を責めることはありますよね。

 

④仕事のことを考えると悲しくなる

これは、ずっとそうです。そもそも、僕の場合、特定の原因にあたるものが職場環境そのものです。ゆえに、この休職期間が終わったら、またいかんきゃいけないのかと憂鬱な気持ちになり、気分が重くなります。そして、悲しくなります。さらに、職場が、労働環境に無関心であればなおさらです。これはあくまで僕の考え方ですが、「そもそも求人を出したり募集を出したりするのは企業なのであって、求人を出す以上労働環境を整えるのは企業の義務だ。確かに僕たちは労働力を提供するけど、それは、僕たちはっ労働力を提供する代わりに企業は労働者に対して給与と環境を提供する契約にお互い同意した上。故に、社員が職場環境に対して適応障害になったら、会社が真摯に話を聞き環境を整えるのが当然だよね」というのが、本来の姿ではないでしょうか。

このようなこともあり、同じ環境に戻ることに、激しく憂鬱感を感じるのです。 

 

適応障害での休職中にできるおすすめなこと

①読書

 本を読むことは、実はストレスを軽減させる効果があります。サセックス大学での研究によると、本に6分間夢中になることで、68%もストレスレベルが下がります。そのくらい、本は体にも脳にもいいのです。マイケルブレウス博士は上記の研究を出し、読書の大切さや有効さについて著書で触れています。僕個人の経験からもこれは言えます。本をゆっくり読み、著者の考えを参考にし、自分の世界に浸るのは、落ち着きますし、面白みを感じます。さらに、ストレスまで減ります。僕も空き時間にはよく本を読みます。おすすめです。

②運動

運動は効果的です。メニューによっては、長期間続けると、老化の抑制になりますし、メンタル強化にもつながります。さらに、頭の回転が速くなったり、脳の配線がつながり記憶力が向上したり、疲れにくくなったりします。僕も毎日、HIITに取り組んでいます。あれは毎日やるものではありませんが、毎日やると体がなまりませんし、体力づくりにもなりますし。

③日記

これは、日ごろの思考や起きたことを文字に残すことで、脳の中を整理できます。紙がおすすめです。自分の手を動かして書くことで、脳の考える速さをそののまま残すので、これは効果的です。僕も毎日書いてます。書くのが好きというのもありますが。1ページを一日で埋めたこともありますww(A4ノート)。また、精神科に行ったときに参考にできるものにもなります。かくいう僕も、人前で話すのは苦手ですし、そもそも人と会話するというのが苦手です。なので、この日記は重宝しています。

 

④休む

休んでいいです。そもそも休みが必要だから休んでるのであって、無理に体を動かしたりしても、体が壊れるだけです。運動のことを書いておいて矛盾と感じる方もいるとは思いますが、これは僕がやりたいからやってるだけなので、苦痛ではないです。しかし、無理にやると苦痛となります。ゆえに、「やばい」と感じたら、休みましょう。休んでいいです。何にもしないぼーっとする時間を作ったり、横になって寝るのもいいでしょう。もちろん昼寝はその人のクロノタイプにもよりますが。僕は、夜型というのもありますし、元から眠りも浅いので、昼寝はいらないかな😅